2012年01月21日
般若心経の世界
0般若=因縁を行じ 空を行じ仏道を成就する智慧 叡智の意 0三つの智慧 一 聞慧(もんえ)=耳から聞いた智慧 一 思慧(しえ)=思い考え 思索した智慧<哲学の領分> 一 修慧(しゅうえ)=実践による智慧<宗教の領分> 「哲学する」=観の目で見る事 心の目でみること 心の目 心の耳で声なき声を聞くということ 0観世音菩薩=心の目を見開いて 般若の哲学を認識し 般若の宗教を 実践する 哲学<思考の世界>から 宗教<実践の世界>へ 宗教の世界から 宇宙真理の世界 (空観 阿字本不生の光の 大海へ) ついに阿字三昧 三密瑜伽の世界に入り 思想 宗教 国境を越え 宇宙真理に生きる者となる 0因縁生起(十二縁起)<無明に始まり 老死で終わる> 0三法印 諸行無常(万物流転)=時間的 諸法無我(相対依存)=空間的 因縁生起の摂理から 二つの原理が生まれた 人無我 法無我 涅槃寂静(共存共栄)=超越 安心立命 悟りの境界 0空の世界=因縁生起による諸行無常 諸法無我の様相を空の状態と称した 有るようで無い 無いようで有るの状態 仮有 暫有の状態 「色即是空」と見れば「大智」を成じ 「空即是色」と見れば「大悲」を成ず 空を行ずる 理=事(一即多) 事=理(多即一) 空(理 生み出す本性=月輪) 色(事 生み出されたもの=光)
Posted by fflsqkxdll at 05:27│Comments(0)